初めてのハンガーノック

ハンガーノック - Wikipedia

自動車に例えるならばガス欠であり、肉体がエネルギーを失った状態を意味し、自らの意志とは関係なく、体は動きを停止する。

wikipedia:ハンガーノック

話には聞いたことがあったけど、今まで生きてきた中で、こういう経験がなかったので、実際になるまではにわかには信じられなかった。

そして、実際になりつつある中でもそうとなかなか認識できなかった。

 

いつもならバナナを食べて牛乳を飲んで、少ししてから走るのだけど、今日はスーパーでまさかのバナナ売り切れ。

普段何種類ものバナナを置いてるのに、その全てが無かった。

絶望しつつ牛乳コーナーに行くとそこも全滅していた。

何かの嫌がらせだろうか。

 

無いものは仕方が無いので、仕事帰りでお腹が空いてるけど、そのまま走ることにした。

 

走りはじめから若干おかしかった。

いつもより体が重く感じるのだ。

前回走ったのが水曜日だったので、ちょっと間が開いたから体力が落ちた?

むしろ筋肉回復して調子が良くてもいいはずでは?

やっぱりお腹空いてる?

 

気のせいだということにして、いつもより遅いペースに気づかない振りをして走り続ける。

久しぶりだし、日曜日だし 15km くらい走りたいよなぁ。

と思っているのもつかの間、10kmくらいで走れなくなった。

根性が足りないんだと思って、気合入れてみたけど全然ダメ。

足腰が限界と言うわけでもない。

でも走れない。

 

体調が悪いのかもしれない。

でも最悪回復しなくても家には帰らねばならないし、このまま歩こう。

幸い歩くことは出来た。

そのまま 1km 程歩いてると、少し調子が良くなってきたのでまた軽めに走ってみた。

スピードは出ないものの、何とか迷子になりつつ家に着くことができた。

途中でもうだめかもしれないと思って、ショートカットしようと思った愚かな迷子である。

 

今日の記録

約12.5km

約73分